2020.07.18

きこりの店

H家の大ケヤキ製材

南会津町湯ノ花地区の旧家H家は近隣に知られた「山持ち」(たくさんの森林を所有していること)ですが、代々受け継がれたケヤキの林が去年の水害で枯れそうになったため、立木で譲っていただくことになりました。そして、板2枚は記念に残したいというこで、現当主(13代目)のHさんに立ち会っていただき製材しました。
直径76cm、長さ1.8mに玉切りしました。
木目の積んだ白太の少ない良材です。

元口は直径1m近くあります。

Hさんと当社ハンドルマン湯田。

製材機に大ケヤキが乗ります。
あらためて大きく見えます。

鮮やかな赤身と白太のコントラスト。
木目も大木の風格を感じさせる複雑で美しいものです。

Hさんも大喜び。
「このケヤキは我が家に授かったもの。板を大事にしたい」とのお話でした。