2020.10.01

幸林ホーム きこり家

福島県 只見町  H邸様

南会津郡只見町(H様邸)​

H様邸は施主のH様が以前住んでいた只見町の旧家を思い起こしながら、その良さを随所に取り入れて、幸林ホームが是公させて頂きました。

 

H様のお考え見どころ

※設計ポイント
①雪国の生活をいかに快適に過ごすか
豪雪地帯のため総二階建てとして、一回の屋根への落雪を回避する。
家の周りに水路を作り冬暖かい井戸水を流して融雪する。
②陽光・純度の高い酸素・木のぬくもりといった自然の恩恵を取り入れる。
③住みながら作る家
あえて未完成部分を残し住みながら必要に応じて追加施工を楽しみながら考えていく。


 

その旧家は新潟県三条市を起点に只見町叶津までの中越後地方と奥会津地方を結ぶ最短の峠道に今なお残っています。

通称八十里越えと呼ばれ、戦国時代から江戸時代にかけては越後と会津そして東国の政治的にも軍事的にも重要な街道であり両入り口には監視する番所と呼ばれる関所がありました。
その関所に使われていた由緒ある建物にH様ご家族は住まわれていたそうです。

完成 2020年10月
延床面積 1階 80,14㎡
2階 70,32㎡
 
延べ面積 150,46㎡
 
構造 木造在来軸組工法
2階建