豊かな自然
「唐沢山」

舘岩地域戸中集落の「唐沢山」というところに入り、コナラの木の
ご紹介をします。

豊かな自然「唐沢山」

MOUNTAINS 唐沢山

  • 唐沢山

    唐沢山は、旧舘岩村の中ほどの「戸中」という集落にある山です。
    個人所有の山ですが、今回は特別にはいらせてもらいました。
    伐採されて、広葉樹の大木(おおぎ)は減りましたが、まだ何種類かのコナラや栗、栃などの大木が自生しています。

  • 唐沢山

    5月初旬、新緑もまだ出始めたばかり。

  • 唐沢山

    栃の木です。
    出たばかりの葉と花のつぼみがかわいらしい。
    二輪草の花も可憐に咲いていました。

QUERCUS コナラの木について

コナラは大きく分けてミズナラとコナラに分かれます。
二つとも秋には実(ドングリ)がなる気です。
ミズナラは家具やフローリング材として、昔から世界各地で使われていました。
対してコナラは、家具などに使われるのはそれほど一般的ではありません。
それはコナラは薪に使うと、よく燃え、長持ちするため、昔から木炭の材料として使われてきました。
薪としての性質は、ミズナラよりはるかに良いと言われています。
また、シイタケの原木としても使われます。
自生する場所も、昔から里山であり、人々の暮らしと密接に結びつき、役立てられていた木でした。
今回ご紹介するコナラは、樹齢がかなり高いもので、迫力があります。

コナラの木について