2020.05.05

木材部

南会津町湯ノ花~杉が来た。

冬の間伐採をはじめた南会津町湯ノ花地区の、杉が全量製材工場の土場に到着しました。この杉は昨年の水害で根本が土砂に埋まり、「このままでは、枯れてしまうから・・・」と言う持ち主の依頼を受け、昨年の12月に買い入れたものです。ひいおじいちゃんが植林し代々大事にされた、思いのこもった良材で大きい物は130年ほどの樹齢でした。

木には切り旬があり、樹液の止まった秋の彼岸から翌年の春の彼岸にかけて伐採すると色や艶が良い、虫が入りにくい、狂いにくいなど、様々なメリットがあるとされます。切り旬を守って伐採されたこの良材は、6月初旬から約半分の量を製材します。