家づくりの基本的な考え方

住まいが家族に与える影響は誰も否定しないと思います。
しかし、その影響は、私達が考えているよりもずっと大きいのです。
(株)オグラで作る木の家:「幸福を生む住まい」とは、

  1. 家が持つ、「家族に及ぼす影響力や感化力」を利用して
  2. どのように作ったら家族に良い影響なり、感化を与えることができるかを研究し
  3. 「間取り」と「窓のつけ方」と「素材の使い方」によって
  4. 幸せの条件(家族に健康・家庭の平和・家庭経済の健全化・良い子が育ち、子孫繁栄すること・快適な暮らし)

を仕組んだ住まいを言います。

ご興味のある方は、ぜひ「家づくり勉強会」にご参加ください。

 

 

この家づくり研究はHSGという住宅研究の全国組織によって行われてきました。もともとは住宅職人の冨田辰夫氏が、始めた研究で、45年の歴史があります。

 

故 冨田辰雄環境工学博士

 

1928年山形県生まれ。50年、冨田住宅研究所を、東京都大田区に設立。66年、アメリカの環境心理学者ハンチントン博士の論文に触発され、「幸福を生む住まい」の概念を確立する。
76年、「幸福を生む住まい」を刀水書房より出版。81年、全国
組織の住宅環境研究グループHSGを設立。全国に普及活動を展開。
99年、日本文化振興会より社会文化功労賞を贈られる。米国公益法人国際学士院より環境工学博士の称号を授けられる。
01年、内閣総理大臣認証全国組織NPO法人幸せな家庭環境をつくる会を設立。初代理事長に就任

 

 


幸せを生む住まい
―建物としての特徴― 

1.基礎

最近はベタ基礎が多く使われ、床下はコンクリートになっています。
しかし、土は太陽や風のように自然の与えてくれる大きな恵みの一つです。土を離れて、人間は健全・健康な生活ができません。民家の時代は、家の中に土をつきかためてつくる土間がありました。通常は作業スペースですが、家族の誰かが体調が悪くなると、土間にワラをちらして、その上に寝たそうです。
特別軟弱な地盤でない限りは、床下に土をむき出しにする、布基礎(ぬのきそ)にすべきです。これは大事なことなので、安易にサンディング試験によって判断するのではなく、土地の履歴や周辺状況、古地図等によって慎重に判断すべきです。

 

 
一般的に布基礎と呼ばれ、住宅で最も多用されている逆T字型の基礎。建物の規模や地盤の状態に応じてフーチング幅を調整する。   軟弱地盤で用いられる基礎。布基礎のフーチング部分を全体につなげ、一つの面として構成することによって、上部の荷重を均等に地盤に分散する。

 

 


床下に土をむき出しにした布基礎       千葉県八千代市T様邸

 

 

2.構造

1)軀体(くたい。土台と柱と貫の組み方)

日本の伝統的な軸組工法により、木の上に木をのせるやり方で構造
を作ります。それは、木の癖を読む力のある大工が、プレカットではなく、手で木材を加工する(きざみ)ことが前提となります。

 

 
 

 


 

2)木の使い方
通常より太い柱や梁を、バランス良く、樹種の違いを生かしながら使います。すべて本物の木材です。

例えば
梁は赤松か杉、
土台はヒノキ、青森ヒバ、栗
柱は杉、楓、栃、ニレ、ケヤキ
床板はブナ、ナラ、栗、杉、桜、赤松
壁はサワラ、青森ヒバ、杉、カラマツ   
などなど様々な木材を使い分けています。
木材以外には、漆喰・珪藻土などの自然素材を使用します。

 


3)断熱
空気は一番の断熱材です。
幸せを生む住まいは、安価な杉の生板を柱と柱の間にいれて、三層の空気層をつくり、冬に窓を閉め切っても、新鮮な酸素が入ってくる断熱方法を取っています。